概要

炊き出しとは、困窮した状況下にある多数の人を対象として、料理やその他の食料や毛布等の生活用品を無償提供する一連の行動です。 
海外では炊き出しのことをフィーディング(feeding)、またはスープキッチン(soup kitchen)と呼ばれています。
バジャウ村で行う炊き出しの献立は、ルガウ(Lugaw)というフィリピン料理。
大鍋にもち米と鶏肉、野菜などを入れて1時間ほど煮込んでつくる、うす塩味の中華風のお粥です。
1回の炊き出しで約100人分のルガウをつくり、スラム街の子どもたちに配給します。
市場でお米や野菜などの食材の購入をバジャウ族と一緒にしていただき、バジャウ村で調理し、配給活動を行っていただきます。
その後、ガイドによりバジャウ村を案内させていただき、バジャウ族と交流して楽しんでいただきます。

ツアーの流れ

①集合場所のショッピングモール(Gaisano Jai Alai)のセブンイレブン前に集合
②バジャウ族と一緒にマーケットに食材の買い出し
③歩いてバジャウ村へ
④みんなで炊き出しを準備し、村人の配ります
⑤バジャウ村&ゲストハウス訪問
⑥解散

※流れはあくまでも参考です。
※バジャウ村で解散となりますが、その後もご自由にバジャウ村を楽しんでいただいても構いません。

費用

1名様
参加費:2,000ペソ/1名
+
食材、材料費:1,500ペソ/1組

2名様以上
参加費:1,000ペソ/1名
+
食材、材料費:1,500ペソ/1組

※食材、材料費は、1組あたりでの金額です。
※0-3歳はツアー代無料。
※大人1名様でのご参加の場合、参加費は2,000ペソいただきます。
※含まれないもの:入村料600ペソ
※ツアーに日本人スタッフは同行いたしません。

ツアーのイメージ

〜炊き出しボランティアプランを作った背景〜

バジャウ族は、漂海民と呼ばれ、もとは船の上で漁をして暮らしていたルーツがあります。
今は海沿いに家を建てて生活していますが、セブ島の都市開発や環境汚染の影響もあり、周囲の海や川にゴミが流れつくようになりました。
魚がいる綺麗な海まではガソリン代がかかることから昔のように毎日漁をすることは出来ず、道端や観光地での物乞いや真珠などのアクセサリー販売をして日銭を稼ぐ人が大半です。
そこで、彼らに新しい収入の1つとして、ゲストハウス運営やツアーを作りました。
ただ、そのツアーやゲストハウスを通して金銭的支援ができるのは数十人程度です。
また、現在の入村料システムでは、村人全員にお金が分配されていないです。
3,000ほどが暮らす村で希望者全員に仕事を提供することは現状難しいため、炊き出しをすることによって食料支援をはじめました。
現在は、語学学校さんとのコラボや募金、ツアーの売り上げから炊き出しをしていますが、炊き出しボランティアを行いたい人は、だれでも実施いただけるようにプランを作りました。
あなたの温かい心が、沢山の子供達の笑顔を作ります。
私たちと一緒に、温かい食事と笑顔を届けませんか?初めての方でも大歓迎です!ご参加お待ちしています。